賃貸物件を退去するときの費用について(原状回復工事)

お部屋を探している方へ
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退去時の費用がいくらくらいかかるか気になりますね。物件や使い方によって異なります。
正直、地域差や大家さん、管理会社の慣習的に決まってきてしまうことが多く、このことについては、法律までは仕上がっていません。
頼るとするならば国交省のガイドラインです。
「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」

つまり、これに沿わない対応があったとしても法律で罰することまでは出来ないのが現状です。

クリーニング代費用以外の負担割合が決められる根拠を解説します。

お部屋の使い方

専門用語で言うと、経年劣化や自然損耗について修繕を要する箇所に関しては借主負担になりません。普通に使っていて壊れたり汚れたりする程度のものまでは工事費用は払う義務は生じません。


「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」9ページ

しかし、下記の場合などは普通に使っていたと認められないことがあります。

例1:タバコで床などを焦がしてしまった

例2:タバコが原因で壁紙を黄ばませてしまった
参考記事賃貸物件の原状回復(タバコ)

例3:壁紙を破いてしまった

例4:カーテンレールに洗濯物を干してレールが歪んだり外れてしまった

例5:換気を怠り、カビを発生させてしまった
参考記事賃貸物件でカビが発生してしまった場合の費用負担はどうなる?

入居年数

部屋の中の、壁紙やエアコン、床材などについて、それぞれ税法上の耐用年数というものが決まっています。入居時に新品だったものは、その耐用年数が経過すると価値が1円になるという考え方です。

物によって年数が異なりますが、概ね6年と理解しておいていいと思います。


「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」12ページ

理屈上、壁紙などは6年経てば1円という価値になる計算なので、貼り替えを求められたとしても払わなくていいような考え方も出来なくはありません。

しかし、もし汚したり、破いたり、臭いを染み込ませてしまったことが原因によって請求を求められた場合に、一方的に6年を主張しても揉めると思います。※本来そうあって欲しくありませんが、ガイドラインはあくまでもガイドラインでしかないです。

理不尽な要求に対する備え

入居時の壁紙が新品では無かったときは、費用の50%からスタートします。


「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」13ページ

そもそも、入居時からその壁紙が新品だったか否かについて確認してみましょう。変な話ですが、揉めそうな大家さんなどは、毎回入居者に負担させている可能性があります。そのような場合には、新品で入居している可能性もあります。しかし、そうで無かった箇所があるならば、その部分の貼り替えを求められても半額スタートとなります。

そして、入居年数に応じて減額されているのが考え方なので、1年でも住めば全額請求されてしまうことは本来あり得ません。

あまりにも請求金額が酷いときには、これをプリントアウトして見ながら交渉しましょう。
「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」

 

 

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